当社のテクノロジーはシリコン系負極の潜在能力を解き放ち、エネルギー密度を向上する材料を提供しています。170件を超える特許と豊富なポートフォリオに支えられ、業界をリードするセルメーカーや自動車会社のパートナーとともに、持続可能な電化された未来への道を切り拓いています。
つまり、より高いエネルギー密度のセルを生産する巨大なチャンスがあります。シリコンは現在、バッテリー用負極の炭素を部分的に置き換えて採用されていますが、セルの充放電時に膨張と収縮という問題が発生します。
ネクシオンが誇るNSP1™とNSP2™材料は、この障害を克服し、シリコン系負極を実現可能な技術ソリューションへと変革しています。 第二世代のバッテリー材料をご覧ください。
従来のシリコン材料は充電すると膨張するため、電極を破壊し、劣化させてしまいます。この結果、バッテリー容量を急速に減少させ、結果バッテリーパック全体の容量を損なってしまいます。
NSP2はシリコンの比容量を最大限活用することができるので、グラファイトの大幅な置き換えを可能にします。
当社独自のアノード構造が膨張特性を抑制し、良好なサイクル寿命を保ちながら、グラファイトを上回る容量を達成します。
NSP1では、グラファイトのごく一部だけを置換してシリコンの優れた比容量を活用します。シリコン自身は構造内部で膨張しますが、セルが劣化することはなく、良好なサイクル寿命を提供します。
シリコン・グラファイトのハイブリッド負極でNSP1は最大10%重量部使用されます。
シリコンは同じ体積でもっと多くのリチウムイオンを貯めることができるため、セル設計の自由度を高めることが可能です。
Nexeon®の材料は、円筒セル、角形セル、パウチセルなど、あらゆる種類のリチウムイオンバッテリーセルに対応します。